ちょっと椎名さん!
には、嬉しくなっちゃいます。
ー営業担当というのは具体的にどういうお仕事ですか。
椎名さん:テナントさんとの直接の窓口になり、現場でのお困りごとや、テナントさんが実施したいことのご相談に加え、このように売上を上げていきましょう!といったご提案まで、幅広くテナントさんをサポートする仕事です。そのほか、契約関係やテナントさんの売上を上げられるような販促活動など、施設を盛り上げるために様々な取り組みを行っています。
ーテナントさんとのコミュニケーションはどのように行われているのですか?
椎名さん:3ヵ月に1回程度、店長会を開催しています。ただ、それだけでは少ないので、積極的に店舗に伺ってお話をしたり、ランチを施設の飲食店テナントさんで食べて軽くお話をしたりするなどして、コミュニケーションをとっています。
ーお仕事の中で嬉しくなるのはどういった時ですか?
椎名さん:やっぱり現地に行ってテナントさんとお話をしている時でしょうか。特にテーマを決めて喋るわけではないのですが、何となく店舗の間の通路を歩いている時などに、挨拶をしつつ店長やスタッフの皆さんに「どうですか?」といった何気ないお話をしている時が楽しいです。また、顔なじみになって「ちょっと椎名さん!」と名前を呼んでお声がけいただける時も嬉しくなります!
週1回。
ご近所使いできる施設の目安だと思います。
ぷらりと京王府中
ーご担当されている施設は、どちらかというと地域のみなさまに来ていただく施設ですか?
椎名さん:そうですね。映画館などの大きいコンテンツがある施設ではないので、他の駅からわざわざ来ていただくというよりは、沿線にお住まいのみなさまにご近所使いしていだける施設だと思います。
ー日常使いしていただく施設として大事だと思うことはどのようなことですか?
椎名さん:個人的に日常使いに合うなと思う店は、週1回買うかどうかが目安だと思っています。あまり物珍しいものはそれほど日常的に買わないというか。お惣菜は帰り道のあのお店で買おう!といったように、何回でもリピートとしたくなるような日常使い出来る定番のお店が入っていることが大切だと思います。
ショッピングセンターの仕事で、
本当にいろんなことを学んでいます。
ー今までのお仕事の中で、印象に残っているエピソードは?
椎名さん:少し前に、私が担当する施設で2年くらい空きになっていた区画があったのですが、この店舗入替工事対応はいろいろと勉強になることが多く、とても印象に残っています。工事の際に、以前のテナントさんの内装をいざ壊してみたら実際は図面と違うみたいなことがありまして。既に次の出店者様との契約が進んでいたので、出店者様に図面の変更点をご説明するなど、齟齬のないようにご理解いただく必要がありました。そのため、出店者様がオープンしたいと考えられていた時期を大幅に超えて、工事に時間がかかってしまったのですが、無事にオープンできたときは本当に感慨深かったです。
ー難しいプロジェクトはいろいろ勉強しないといけないし、苦労しますよね。
椎名さん:本当にそうですね。この部署に来て本当に幅広く多くのことを学んだと思います。
ー他にも苦労されたことはありますか?
椎名さん:テナントさんとの賃貸借契約業務をはじめた頃の私は、人生の中で契約書というものにおそらくほとんど向き合ったことがなかったんですよ。なので、契約書の読み方、書き方にまず慣れるところからはじめたのも大変でした。
子供と過ごせる時間
ー椎名さんは、子育てしながらお仕事をされているとのことですが、子育てとお仕事の両立において、自分の中で大事にしていることはありますか?
椎名さん:子育ての両立はとても大変ですね。その中で一番大事にしていることは、やはり子供と過ごす時間ですね。子供に関わるトラブルなどがあると、どうしても仕事を外さなければならないこともあります。それでも周りに子育てをしている方が多いので、急遽の休みがあったりしても皆さん受け入れてくれたり、勤務日を変わってくれたりしてもらえることは本当に助かります。
ーお休みは土日ですか?
椎名さん:シフトで働いていますが、3週に1度土日出勤しています。でも、土日はそこまで時間を気にせず働けるので、家のことは夫に任せて少し長めに働いたりしています。たまの平日の休みは、結構有効活用できるので、それはそれで良いこともあります。
少しずつから、地元と関わっていきたい
ーSC(ショッピングセンター)と地元と未来の関係において、ご自身の中で挑戦したい未来はありますか?
椎名さん:施設として所属している商店街組合みたいなものがあるのですが、今まではあまり積極的に参加できていませんでした。最近、事務局の方から地元のお祭りをするタイミングで何か一緒にできないかというご相談をいただきました。このように、一緒にイベントをさせていただいたりすることで、地域のみなさまと一緒にお取組みできることの幅を広げていけるのかなと思っています。また、府中に関しては、私たちが運営している施設のほかにもいろんな商業施設があり、それらを取りまとめている、まちづくり府中さんとの取り組みを深めていきたいなと思っています。
ー地元のお祭りの提灯に駅ビルの名前を見つけると駅ビルも街の一員なんだなって、ほっこりすることがありますよ。
椎名さん:それこそフレンテ仙川では、最近提灯を出そう!となって出しはじめました。少しずつですが地元のみなさまとの関わりを増やしていきたいなと考えています。
ーぜひ、地元のみなさまとのお取組みも深めながら、今後も地域を盛り上げていってください!